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保険が使えない医療費がある

●民間医療保険を上手に利用しよう

入院が長期に渡るにつれ、患者の自己負担金額は増加していき、少なからず生活を圧迫していきます。こういった場合に頼りになるのが、入院時に給付金を受け取ることの出来る民間医療保険の入院特約ですが、商品によってはその恩恵を受けることが出来ない場合があります。これは、商品によって給付金の支払い条件が異なるためです。もちろんこれは、他の特約についてもいえることなので、契約時にはその内容をかならず把握しておきましょう。
入院給付金特約の場合、最も重要となってくるのが入院の日数です。医療保険の商品には様々ものがありますが、給付開始に必要な入院日数と、給付の上限となる入院日数がそれぞれ定められている場合がほとんどです。給付開始日数は最短で一泊二日の入院から受け取れ、給付の上限は無制限の商品も存在します。仮にこれらの商品をうまく組み合わせれば、入院初日から無期限で給付金を受け取ることが可能というわけです。
しかし、すべての条件を満たすような特約は、月々の保険料もそれなりの額が必要となります。万が一に備えて高い保険料を払い続けるのもひとつの手ですが、病気にならなかったときはそれらが無駄になってしまいます。したがって「短期入院の場合は自己負担でまかなえるけど長期は…」などという人は給付開始日数を遅らせ上限を長く、「一日からでも何らかの保障が欲しい」という人は上限を減らす代わりに他の特約をプラスする…といった工夫で、保険料を安くするのも良いでしょう。

●特定の病気に対する特約を追加すれば割安に

入院特約の支払い上限を減らし、他の特約をプラスする場合は、特定の病気に対する特約をつけることで保険料を安くすることが可能です。例えば、あらゆる病気に対して有効な特約をつけた場合、そのぶん保険料が高くなってしまいますが、これを長期入院の可能性があるガン、急性心筋梗塞、脳血管疾患、糖尿病、高血圧性疾患のみに絞った特約にしたならば、比較的割安となります。さらに「ガン入院特約」や「ガン保険」など特定の病気に絞れば、一段と保険料を抑えることが可能です。もちろん、ちょっとした病気でも長期入院となる可能性が無いとはいえませんが、可能性の低いものを除外することで、家計の負担を大きく減らすことが可能なので覚えておいた方が良いでしょう。